POSTED|2022.03.29
CATEGORY|NBF・省エネルギーソリューション
バイオマスボイラーの遠隔制御システム
北海道当別町の木質バイオマスボイラ導入事業において、町内施設にバイオマスボイラーの遠隔制御システムを試験運用させていただきました。
本事業では、北海道内の未利用間伐材を燃料として活用し、施設内の重油ボイラを木質ボイラに更新することで、CO2削減に寄与することを目的としています。
イーテック・ジャパンでは、見える化や制御の最適化による再生可能エネルギーの運用サポートを通じて、SDGsなど社会の課題解決に貢献してまいります。
■リモートアクセスによる対応のメリット
リモートアクセスによる監視・操作・ソフトの更新ができることで、従来のエンジニアが現場のタッチパネル前で行う制御に比べて以下のようなメリットがあります。
・入室が難しい現場でも制御システムの導入が可能
・移動時間を省略することで、速やかに不具合に対応
また、クライアント側のOSは選ばないため、Windows PCの他にタブレットPCやスマートフォンでの導入が可能です。
■リモートアクセスでできること
① 発停状態の確認および発停操作
② 発停状態や温湿度、熱量等の確認
③ 運転履歴の確認
④ ソフト(ラダー)のモニター、修正・更新
※原則、LAN(Ethernet)で繋がっている機器がリモートアクセスによる制御の対象です。
■リモートアクセス導入実績
◆A社(大阪):タッチパネルの閲覧・操作、状況確認、ソフト修正・更新
◆B社(神戸):状況確認、ソフト修正・更新
◆C社(アイルランド):状況確認、ソフト修正・更新